日本製オーバードライブの新星!Petla(ペトラ) Revで「あの」極上トーンを手に入れろ!
ギターの音作りにこだわりを持つ皆さん、こんにちは!
今回は、先日手に入れたばかりの日本製オーバードライブペダル、Petla(ペトラ) Revについて、熱いレビューをお届けしたいと思います。このペダル、弾いた瞬間に「これはただ者じゃない!」と直感したんです。
「もっとアンプを活かした自然な歪みが欲しい」「ピッキングニュアンスにしっかり反応してくれるペダルを探している」
そんなギタリストの皆さんに、ぜひ最後まで読んでいただきたい逸品です。
まずは、気になるこのペダルの詳細はこちらからチェックしてみてください。
Petla(ペトラ) Revってどんなペダル?
「Petla(ペトラ) / Rev オーバードライブ 日本製 Made in Japan」。この短い説明文だけでも、ギタリストの心はくすぐられますよね。特に「日本製」という響きは、品質への絶対的な信頼感を与えてくれます。
正直、私はノーブランド品と聞いて、最初は少しばかり不安もありました。しかし、実際に手に取ってみると、その堅牢な作りと美しい筐体に圧倒されます。そして、何よりもそのサウンドが、私の疑念を一瞬で吹き飛ばしてくれました。
Petla Revは、単なる歪みペダルというよりは、アンプのポテンシャルを最大限に引き出し、プレイヤーの感性をストレートに表現できるような、そんな「アンプライク」なオーバードライブです。真空管アンプが持つ倍音の豊かさや、音の分離感を高いレベルで再現してくれるため、どのようなセッティングでも「いい音」を出してくれる頼れる存在だと感じています。
実際に弾いてみた!Petla Revサウンドレビュー
私はいつもFender系のシングルコイルギターとMarshall系のアンプを組み合わせていますが、Petla Revはどんなセッティングでも最高のパフォーマンスを発揮してくれました。今回は、その中で特に印象的だったポイントをいくつかご紹介します。
1. クリーンブーストとしての優秀さ
まず、Gainを絞ってVolumeを上げてクリーンブーストとして使ってみました。すると、アンプの持つ倍音をこれ以上ないほど自然に引き出し、サウンド全体に艶と奥行きが加わったんです。まるでアンプそのものがワンランクアップしたかのような感覚。特に、ソロで少しだけ音量を持ち上げたい時や、バッキングで存在感を増したい時に絶大な効果を発揮します。音の輪郭が際立ち、ギター本来の良さを再発見させられるような体験でした。高域がキンキンすることなく、低域がブーミーになることもなく、非常にバランスの取れたブーストが得られます。
2. 絶妙なローゲインクランチ
Gainを9時くらいに設定すると、ピッキングの強弱でクリーンとクランチを自在に行き来できる、最高に気持ちいいブルージーなサウンドが飛び出します。特にシングルコイルとの相性は抜群で、あの真空管アンプ特有の艶やかな響きが手軽に得られるのは感動ものでした。ストラトキャスターでカッティングすれば、軽快ながらも芯のあるトーンが、レスポールで弾けば、ふくよかながらも輪郭のハッキリしたクランチが楽しめます。これはまさに、アンプの美味しいところをそのままペダルにしたかのよう。指先のニュアンスがダイレクトに音に反映されるので、弾いていて本当に楽しいんです。
3. 太く粘りのある本格オーバードライブサウンド
さらにGainを上げていくと、しっかりとした厚みと粘りのあるオーバードライブサウンドに変貌します。特筆すべきは、歪ませても決して音が潰れず、ギター本来の美味しいミッドレンジがしっかりと残ること。和音の分離感も素晴らしく、コードを弾いても一音一音の粒立ちが明瞭なんです。ロックやブルースはもちろん、フュージョン系のソロでも十分使える汎用性の高さには驚かされました。サスティンも非常に豊かで、気持ちよく音を伸ばすことができます。まさに「歌うような」リードトーンが欲しい時にぴったりだと感じました。
競合製品との比較:Petla Revの立ち位置
オーバードライブペダルといえば、IbanezのTube Screamer(TS系)やBOSSのOD-3、BD-2などが定番中の定番ですよね。これらの名機と比べて、Petla Revはどのような特徴を持っているのでしょうか。
私はPetla Revを初めて弾いた時に、IbanezのTS808やTS9のようなミッドレンジにフォーカスしたサウンドとは少し違う、よりオープンでクリアな印象を受けました。TS系が「ブワッ」と前に出てくる感じだとすれば、Petla Revは「グイッ」とアンプの魅力を引き出すようなイメージです。
むしろ、BOSSのOD-3やBD-2が持つようなレンジの広さに、さらに上質な倍音成分が加わったような印象を受けます。特に、ゲインを下げた状態でのクリーンブーストとしての優秀さは、あの伝説的なKLON Centaur(クローンペダルを含む)にも通じるものがあるかもしれません。Centaurが持つ煌びやかな高域とはまた違った、音楽的で温かみのあるサスティンがPetla Revの特徴だと感じました。
| 特徴 | Petla Rev | Ibanez Tube Screamer (TS系) | BOSS OD-3/BD-2 | KLON Centaur (クローン) |
|---|---|---|---|---|
| 歪みの質 | ナチュラル、アンプライク、太く粘りがある、分離感良好 | ミッドレンジが強調され、コンプレッション感がある | レンジが広くパワフル、ブルージー | クリーンブーストの透明感、煌びやかな高域 |
| 得意な用途 | クリーンブースト、ローゲイン、ミドルゲイン、幅広いジャンル | ロック、ブルース、リードブースト | ロック、ブルース、ハードロック | クリーンブースト、ローゲイン、音の「底上げ」 |
| 特徴的なサウンド | 原音を活かす、自然な倍音、艶やか | 独特のミッドピーク、枯れたサウンド | パワフル、ダイナミック、ブライト | クリーンなまま音圧アップ、抜けが良い |
価格帯が33,000円ということを考えると、BOSSの現行モデルと比べると高価ですが、その分、音の解像度や反応性は格段に優れていると感じます。いわゆる「ブティックペダル」と呼ばれる高価格帯の製品群と比べても、引けを取らないクオリティだと断言できます。決して安価ではありませんが、このサウンドクオリティを考えれば、投資する価値は十分にあると感じました。むしろ、この価格でこのクオリティは、コストパフォーマンスに優れていると言えるかもしれません。
Petla Revのメリット・デメリット
実際に使ってみて感じたメリットとデメリットをまとめてみました。購入を検討されている方の参考になれば幸いです。
メリット
- 原音を損なわないナチュラルな歪み: ギター本来のサウンドを活かしつつ、リッチな倍音を加えてくれます。
- ピッキングニュアンスへの高い追従性: 弾き手の表現力をダイレクトにサウンドに反映します。感情豊かな演奏が可能です。
- クリーンブーストからミドルゲインまで幅広い対応力: 一台で様々なシーンに対応できる汎用性があります。ボードの省スペース化にも貢献します。
- 日本製ならではの堅牢な作りと高い信頼性: 長く安心して使える品質です。ライブやレコーディングでも頼りになります。
- 和音の分離感が良い: コードを弾いても濁らず、美しい響きを保ちます。アンサンブルの中でも埋もれません。
デメリット
- 価格が少々高め: 33,000円という価格は、気軽に手が出せるものではないかもしれません。しかし、その価値は十分にあります。
- 超ハイゲインサウンドには不向き: 重厚なディストーションサウンドを求めるギタリストには、物足りない可能性があります。あくまでオーバードライブの範疇です。ハイゲインが必要な場合は、他のペダルとの組み合わせを検討しましょう。
どんなギタリストにおすすめ?
このPetla Revオーバードライブは、特に以下のようなギタリストにおすすめしたいです。
- アンプのサウンドを最大限に活かしたいギタリスト
- ピッキングニュアンスを重視するギタリスト
- ブルース、ロック、フュージョンなど、幅広いジャンルで活躍したいギタリスト
- 「良いオーバードライブを一台だけ持ちたい」と考えているギタリスト
- 日本の職人技が光る高品質なペダルを探しているギタリスト
- 現在の歪みペダルに不満があり、もっと「アンプライク」なサウンドを求めているギタリスト
もしあなたがこれらの項目に一つでも当てはまるなら、Petla Revはあなたのメインボードに加える価値のあるペダルとなるでしょう。
まとめ:Petla Revはギターサウンドの「質」を高める一台
Petla Revは、単なるオーバードライブペダルではなく、ギターアンプの持つポテンシャルを最大限に引き出し、プレイヤーの表現力を広げてくれる、まさに「相棒」と呼べる一台です。日本製ならではの丁寧な作りと、どんなギターやアンプにも馴染む懐の深いサウンドは、一度体験すると手放せなくなること間違いなし。
私もこれを手に入れてから、ギターを弾くのがさらに楽しくなりました。この感動を、ぜひ多くのギタリストに味わってほしいと心から思います。
あなたのギターサウンドを一段上のレベルへと引き上げるPetla Rev。ぜひチェックしてみてください。
